父親
2004年3月10日先輩(女)との、会話。
「カズさん、同じ仕事して同じ失敗しても私とお手伝いのKちゃんとじゃ
態度が全っ然違うんですよ。私はクソミソに叱り飛ばすのに。
なんかあんな贔屓みたいなの見たらモチベーション下がっちゃいますわ」
「え?でもクソミソ言われるほうがきちんと家族っぽくてよくない?
カズさんはすごく仲間意識というか、家族意識みたいなの強い人だし」
「うーん。そうですかねぇ…」
「そうだよー。Kちゃんが失敗してる時もココロの中ではクソミソ思ってるんだよ。
でも、まだ彼女のことあくまでお手伝いさんとしか思ってない所があるから
強く言ったりしないんだと思うよ。
逆に、澪はどんなに叱り飛ばしてもカズさんの中では
『家族だから大丈夫』だと思ってるんじゃないかなぁ」
「そういうところはあると思いますけど…なんかねぇ…」
「Kちゃんは優しくされなかったら来なくなっちゃいそうなタイプだし」
「それもどうかと思うけど、だいたい気ぃ遣いですもんねぇ、カズさん…」
「澪のこと気に入ってるからクソミソに叱り飛ばすんだよ
っていうか、話聞く限り相当気に入られてんね、澪」
「いやいや、叱り飛ばされる方はたまったもんじゃないですよ?!
昨日だって、メンバーの連絡先を調べて携帯に入れなおすのに
夜、8時くらいだったかな?事務所に行ったんですよ。
そしたら、『こんな夜に来てまた夜道で襲われたらどうするんだ!』
って叱られて、結局帰るくらいなら泊まって行けって」
「そんなん、心配してるからだよ」
「…ちょっとは、優しく言ってくれてもいいのに…」
「そういう人だからね。お父さんみたいだよね」
「あぁ、うちのお父さん性格そっくりなんですよ、カズさん」
「お父さんなんだよ、あの人は」
「そうですねぇ、お父さんですね。保護者って言うか…」
***
オトメゴコロと、ムスメゴコロ、折り合いつかず。
「カズさん、同じ仕事して同じ失敗しても私とお手伝いのKちゃんとじゃ
態度が全っ然違うんですよ。私はクソミソに叱り飛ばすのに。
なんかあんな贔屓みたいなの見たらモチベーション下がっちゃいますわ」
「え?でもクソミソ言われるほうがきちんと家族っぽくてよくない?
カズさんはすごく仲間意識というか、家族意識みたいなの強い人だし」
「うーん。そうですかねぇ…」
「そうだよー。Kちゃんが失敗してる時もココロの中ではクソミソ思ってるんだよ。
でも、まだ彼女のことあくまでお手伝いさんとしか思ってない所があるから
強く言ったりしないんだと思うよ。
逆に、澪はどんなに叱り飛ばしてもカズさんの中では
『家族だから大丈夫』だと思ってるんじゃないかなぁ」
「そういうところはあると思いますけど…なんかねぇ…」
「Kちゃんは優しくされなかったら来なくなっちゃいそうなタイプだし」
「それもどうかと思うけど、だいたい気ぃ遣いですもんねぇ、カズさん…」
「澪のこと気に入ってるからクソミソに叱り飛ばすんだよ
っていうか、話聞く限り相当気に入られてんね、澪」
「いやいや、叱り飛ばされる方はたまったもんじゃないですよ?!
昨日だって、メンバーの連絡先を調べて携帯に入れなおすのに
夜、8時くらいだったかな?事務所に行ったんですよ。
そしたら、『こんな夜に来てまた夜道で襲われたらどうするんだ!』
って叱られて、結局帰るくらいなら泊まって行けって」
「そんなん、心配してるからだよ」
「…ちょっとは、優しく言ってくれてもいいのに…」
「そういう人だからね。お父さんみたいだよね」
「あぁ、うちのお父さん性格そっくりなんですよ、カズさん」
「お父さんなんだよ、あの人は」
「そうですねぇ、お父さんですね。保護者って言うか…」
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オトメゴコロと、ムスメゴコロ、折り合いつかず。
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